旬を漬けよう!
今、すっごい焼酎ブームで鹿児島や宮崎の蔵元では在庫薄の状態がずっと続いているそうです。 儲かってしょうがないのかな?いいなぁ。
さて、焼酎は何月が売れるんでしょう?左は焼酎に対する消費支出額(平成16年度・全国ベース)を私が指数(該当月を平均月額で割ったもの)推移に計算しなおしたグラフです。あれ~!先日紹介したビール曲線とまた全然違いますね。焼酎を年間で一番買う(飲む)のは12月。これは季節的の『お湯割り』が美味しいでしょうし、また色んな宴会花盛りというのもあるでしょう。更にはお歳暮需要も大きいでしょうね。
問題は年間第2位は6月、第3位が5月。これはいったいどういう意味なんでしょう?『チューハイがおいしい季節だから』(笑)それだったら7月、8月も高いはずですよね。 この焼酎の分類には甲類と乙類の両方が含まれています。今、ブームの本格焼酎は乙類。この6月に多いのは甲類と考えられます。つまり・・・『ホワイトリカー』そう!梅酒などの果実酒を造るための焼酎です!!
右図はうちの会社の主婦モニターの皆さんに聞いたデータです。これまでに作ったことのある『果実酒・漬物』は?・・・第1位は梅酒で約7割。第2位がラッキョウと白菜の浅漬けで約5割という結果となりました。
左は今年は、何を漬けますか?という質問です。上位の順位はこれまでの経験とまったく同じです。問題はその比率なんです。漬けたことのある主婦は梅酒約7割とか、ラッキョウ5割とか居られますが、今年漬けるか?と訊かれるとその半分しか実施しないってことです。これは相場に関係なく、ほとんど毎年同じような数字が出ています。 つまり、それなりのおとなしい売場だったら半分しか実施しないってことなんです。
青梅を収穫する時に降る長雨を梅雨と言い、梅の開花から100日後、または立春から135日後に梅雨入りするとよく言われます。(九州はそれより約1週間早い)さぁ、これよりシーズン突入です!来店されるお客様に『さぁ、今年も梅、ラッキョウを漬けましょう!』と強烈なメッセージを発信できるような、エキサイティングで地域一番の『旬を漬けよう!』売場を作っておきたいものです。
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