切り餅をしっかり売りましょう！

　おはようございます。さぁ、いよいよ仕事始めです。実際には昨日から事務所にこもってごそごそやっていましたが、今日から本番。早速、今朝はUターン客で満員の新幹線の中からブログ更新です。今度帰宅するのは土曜日の夜です。さぁ、今年もガンガン頑張るぞぉーーッ！(^O^)／

　昨夜、このブログにまだこれさんという方からコメントを頂きました。とっても嬉しかったので紹介します。よく読むと、この方は私が年末の店舗巡回をした時に、急遽『売場クリニック講義』をお願いされた店長さんです。（12月21日のブログhttp://pipika.air-nifty.com/blog/2008/12/post-f7a9.html）

　やはり、あのお店は私が予想したとおり、改善が素早くどんどん進んだんだそうです。そして、年末には創業以来史上最高の売上を確保出来たんだとか。。。素晴らしいの一言に尽きます。いやぁ、今でも忘れもしません。講義中にあの底抜けに明るく笑って頂ける素直な方々ばかりだったのです。プライド持った斜に構えた方でしたらあんなには笑えませんもんね。

> みなが売り場作りをするのが楽しく
> 感じるようになったようです。
講義を聴いて売場を作りたくなる。売場作りが楽しくなる・・・私にとって最大にして最高の賛辞です。本当に有難うございました。でも、売場改善は今、始まったばかりです。今日がイチゴの日、そして七草、明太子の日、鏡開き…など攻めまくりたい季節歳時記は目白押しです。これからもドンドン攻めまくって下さい。

　そうそう！今日は最近、色んなスーパーの売場を観て、思うことをいくつか書きますね。題して！今からでも間に合う！『鏡開きの攻めの売場作り』です。
●まずは『切り餅』がどこに置いてあるのか？わからないお店が多いことです。これは『切りもち』をどこの部門が担当しているのかで各社違うようですが、お客様にとってどこの部門で扱おうと全然関係のないことです。米コーナー、米菓・半生菓子コーナーなどいずれにしても通路に垂直に『切り餅』と大書した吊りPOPが欲しいものです。

●切り餅は鍋に関連して売り込みたい商材です。必ず、『鍋エンド』そして『豆腐コーナー』や青果の『白菜』の前辺りにも置きたいものです。

●そして、雑貨の『焼き網』が売れる店と売れない店とではその売れ数に大きな差があります。それは地域性ではなく、売り方の違いです。必ず、『切り餅』の近くに並べて『焼き網』を置きましょう。

●切り餅は大きく二通りの売価帯に分けられます。ディスカウント商材として見かける198～398円と、よく食品スーパーで見かける598～980円の二つです。見かけは同じなのに、何故、こんなにも価格が違うの？？？この違いをお客様に伝えなければ・・・ただ高い餅と思われます。それを売っている従業員の方もわかっておられない方が沢山居られるようです。高い切り餅には・・・もち粉ともち米の違い、モチ本来の腰の強さ、煮ても焼いても流れない・・・など原材料や味や食感などの違いをしっかりPOPで訴求しておきましょう。

●そして、もうすぐ『鏡開き』です。この日はしるこやぜんざいを訴求しましょう。必ず売れます！その証拠に・・・昨年の家計消費支出データを観ると、前日の10日と当日の11日に豆類の日別指数が約200％と1月最大となっています。是非、エンドか平台をひとつ、鏡開き用に仕掛けましょう。積むべき商材は・・・◎インスタントのしるこ、ぜんざいの素　◎小豆　◎ゆで小豆　◎あんこ　◎きなこ　◎塩　◎砂糖・・・そして、『切り餅』『焼き網』を売り込みましょう！

●更には、しるこ、ぜんざいと相性のいい塩昆布や白菜漬、たくあんなども一緒に仕掛けたい商材です。その証拠に白菜漬も11日、消費支出が月間最大値となっているんです。

うわっ！もうすぐ目的駅に到着です。今日はこの辺で。。。(@^^)/~~~