防災グッズは必要性を訴求しましょう
東日本大震災で、消費者の防災意識が高まる中、9月1日の「防災の日」を前に、デパートやスーパーでは、防災グッズの品ぞろえを強化するなど、販売に力を入れている。
西武池袋本店では、31日から、およそ1,000点の防災グッズを集めた特設売り場をオープンし、2011年は、普段から使えて防災にも役立つ商品もそろえた。
コレは先ほど12時半にFNNが配信したばかりのニュースです。今日から売場がオープンって遅くないかい?(笑)
皆様、こんにちは。只今、14時過ぎ。昨日から9月5日までは『防災週間』。そして、明日9月1日が『防災の日』で、各社、今年はいつも以上に、防災関連の売場を充実されていますね。
…など、まだ他にも色々な売場画像が送られて来ました。直接、指導している企業でもないのに、このようにしていつも気を使って頂き、最新の売場画像を送って頂き、本当に有難うございます。感謝感激…<(_ _)>
また、先週売場クリニックでお邪魔したお店でも…
素晴らしいですね。ホント、各社、例年以上に今年はしっかりとお客様に防災グッズを紹介されておられました。
ただ、一つだけ欲を言わせて頂くと…
と、各お店の売場クリニックで申し上げたことは・・・ただ並べただけでは、相当、防災意識の高いお客様しか購入されません。私たちの使命としても、この防災の日を機会にしっかりと
防災に備える重要性と、その商品の必要性
を訴えてもっと多くのお客様に関心を持って頂くことがこの売場を作る時のポイントです。例えば、セキュリティのプロであるセコムさんが被災社員の意見をもとに、
「いざというとき本当に役立つか」
という観点から厳選した防災用品のアンケートなどは、そういった意味でも凄く興味ある情報と思いますね。そのセコムさんのサイト記事よりアンケート結果の1位から6位に入ったグッズのポイントをご紹介します。
第1位 懐中電灯(手回し充電ライト)
アンケートの結果で、約8割の社員が一番必要なものに選んだのが懐中電灯です。乾電池式のものでは、非常時の際の電池切れや、物資の不足により乾電池の入手が難しくなるため、乾電池が不要でワイヤーを引いて充電するタイプが便利です。
第2位 保存水
救援物資が届くまでには約3日間かかる といわれていますので、1日1人あたり2リットルを目安に準備しましょう。
第3位 防寒具
避難所では、救援物資が届くまで1人毛布1枚で何日も過ごした方が多数いました。その対策として、オールウェザーブランケットはNASAの技術を応用し、毛布より軽いのに非常に高い保温効果があり、耐久性にも優れています。
第4位 コンパクトラジオ
停電の影響で、テレビや電話が使えなくなり、被災の状況や津波警報、避難場所の情報が遮断されてしまうことがあります。 懐中電灯と同じく乾電池が不要な手回し式が便利です。携帯電話の充電ができるものや、LEDライト付のものもあります。.
第5位 食料
救援物資が届くまで3日かかる と言われています。今回の震災でも、1日おにぎり1つしか食べられなかった被災者も多数いました。
長期の保存が可能な…
●缶詰
●缶入りのパン
●水を注ぐだけでご飯ができあがる乾燥米飯
●レトルト食品
●クラッカー
などを準備しましょう。缶切りの要らないイージーオープン型が便利です。
食料はカンパンなどではなく、できるだけ日常食に近いものの方が、賞味期限が迫っても通常の買い置き商品と同じように消費できるのでベターです。
第6位 救急セット
応急処置ができる程度の、救急セットを準備しましょう。被災時のケガや、がれきの片付けの際にケガをする場合も考えられます。
※6位以下のランキングではありましたが、万が一の場合に非常に役に立ち、なるべく準備をしておきたいもの、かつ食品スーパーでも品揃え可能な商品をご紹介します。
■ポリタンク
断水時、給水車などから水を持ち運ぶのに便利。蛇口付きなら運んだ水を無駄にせずに使用できます。収納しやすい折り畳みタイプがお薦め。
■防炎加工タオル
防炎加工を施した難燃性のタオル。普通のタオルとして使えるだけでなく、コンロ火災の初期消火や、避難時の頭巾代わりにもなります。
■ウェットティッシュ
断水時にお風呂に入れない場合や、食事の前の手洗いに便利です。
■使い捨てカイロ
体を温めるのに有効です。低温やけどを防ぐために、直接肌にふれないよう、タオルでくるんだり、衣服の上から当てるようにしてください。
■防塵マスク
ほこりから身を守るためのグッズです。急いで避難する際も呼吸しやすいように、通気弁が付いた防塵マスクもあります。
■雨具
雨や雪に濡れると体力を消耗しますので雨具は必須です。しっかりとしたレインコートは重くかさばりますので、薄い携帯用のビニール製のレインコートが便利。
■飴・氷菓子(氷砂糖)
甘い飴や氷菓子は、疲れた体を休め、のどを潤します。長期の保存ができるものなので、常時保管をしましょう。
■筆記用具
家族や知り合いに、避難場所や連絡先を張り紙やおき手紙として連絡する際に便利です。ノートやボールペン、マジックなどを準備しましょう。
意外や意外!乾電池は事前準備するべき防災グッズにランクインされてない のです(笑) …ね、素晴らしい貴重な情報だと思います。そのセコムさんの本文サイトはこちらをご参照下さい。(http://www.secom.co.jp/otona/bouhan/no6_1104.html) 防災週間は9月5日までです。
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