我が家系の先祖代々に伝わる『いいどっ』

皆様、おはようございます。
もうすぐ夜が明けますね。朝の５時過ぎです。
まだ、マイオフィスで頑張っております。

上の画像は昨夜の晩ご飯・・・

『いいどっ』

我が家の先祖代々に伝わる鹿児島の家庭料理です。
これがめちゃくちゃ旨いんです。

私が知ってる範囲内でも
私のひいばあちゃん、ばあちゃん、母ちゃん、
そして、うちの嫁さんと…
この4人、いや家系４代が作る
『いいどっ』はほとんど同じモノ、同じ味です。

『いいどっ』の「いい」は…炒りの意。
『いいどっ』の「どっ」は…豆腐の意。

かごんまんし（鹿児島の人）は、
●ハサミを「はさん」、餅を「もっ」
●桜島の灰を「へ」、ハエも「へ」、屁も「へ」
●昔を「むかっ」、毎月を「めぇつっ」、帰るを「もどっ」
・・・と、なんでんかんでん
言葉を詰めて言う癖がありますから…（笑）

『いいどっ』とは『炒り豆腐』のことです。

ただ、同じ鹿児島でも地域や家庭によって
『いりどり（炒り鶏）』派 と 『炒り豆腐』派に
分かれるみたいですね。

しかも、同じ『炒り豆腐』と言っても
家庭によって、具材も味付けもだいぶ違うようです。

うちの『いいどっ』は…
●大根　●人参　●里芋　●ごぼう　●干し椎茸
●木綿豆腐　●豚肉　●醤油　●みりん　●砂糖

最初、鍋で豚肉の細切れから炒めて
次に、豆腐を手で割りながら入れ、炒める。
あと、順次、材料を入れ
最後は調味料で味を調えていくわけですが・・・

大きな違いは
一般的な炒り豆腐や炒り鶏は
つゆがまったくないカラカラの仕上がりですが、

我が家の『いいどっ』は・・・
上の写真のように、結構、つゆがヒタヒタに
仕上がってるというところです。

このつゆがめちゃくちゃ旨いんです。
具材と一緒に御飯に掛けて
『いいどっ丼』にすれば、最高に旨いんです！

我が家の先祖代々に伝わる家庭料理は
この他にも、このブログにも何度となく登場しました・・・

●鹿児島の『焼きエビで作るお雑煮』

●鹿児島の『さばの昆布巻き』

以上、我が家の先祖代々伝わる３つの料理を
うちの嫁さんは結婚してすぐ
かごんまの母ちゃんが元気なうちに教えて
もらってましたから、

福岡に居ながらにして、いつでも
懐かしくて、美味しいカゴッマの『いいどっ』を頂けます。
嫁さんには感謝です！(*^_^*)

ちなみに、数年前まで

私が福岡で経営していたお総菜屋さんでも

もちろん！『いいどっ』 と 『さばの昆布巻き』は提供し、

定番商品として、大人気商品でした。 (*^_^*)