新型コロナのすべて その２

いらんこつすんなちよ がらるっどぉ～！
（余計なことをするなって怒られるよぉ！）

毎日のように

『今日また、感染者が新たに47人出ました！』

･･･と言うように報道されています。

検査する数が増えれば、
陽性反応者が増えるのは当たり前やろうもん。

先月22日にも書いたように
報道を見ていると悪いようにしか聞こえない。

ホンマかいな？

どうも、真の姿が見えてこない。

自分でエクセルに打ち込んで計算する
しかないのかな。。。

前回と同じように、厚労省が発表している

・2月20日発表分と

・3月8日発表分 のデータをエクセルに打ち込んで
自分なりに計算し直してみる。。。

上の表が純粋な国内事例のみで、
チャーター機帰国者事例を含まない数です。

下の表は国内事例にチャーター機帰国者事例を
加えた国内事例の総合計数です。

例えば・・・
チャーター機事例を含まない純然たる国内事例のみで
観てみると・・・

① 確かに、2月20日の時と比べて
陽性反応者数は、79件から439件と
556％と激増してますが･･･

② PCR検査の検査能力が上がり、
検査対象者が、693件から7,347件と
多くなったので当然の結果です。

③ と言うより・・・
検査対象数に対する陽性反応者数（陽性比率）は、
逆に11.4％から6.0％と約半減しているのです。

まぁ、これも･･･
検査対象者が症状の重い人ばっかり検査
してたときに比べて
今は検査能力自体が向上したので･･･

比較的に症状の軽い疑わしき方も検査
するようになったので
陽性比率が低くなるのは当然の結果です。

④ 確かに、陽性比率は半減しているのですが、
その内の無症状者比率が12.7％から9.6％と減り
有症状者比率が87.3％から90.4％と少し増え･･･

⑤ その結果として、陽性者数に対する
入院を必要とされる方の比率が
65.8％から76.1％と激増してきているのが
ちょっと気になるところです。

⑥ 更に、感染後の完治度を示す
有症状者数に対する退院者比率も
23.2％から14.4％と鈍化しているのも気になります。

でも、悪い傾向ばかりではありません。

⑦ いくら有症状者が増えたと言っても
軽度～中等症状者比率が
36.4％から44.0％と増えてることは
風邪のように比較的軽い症状が多いって事です。

⑧ また、人工呼吸器やICU治療などを
必要とされる重篤患者比率も
11.4％から6.2％と格段に良い方向に向かっており
今後の死亡者比率も格段に下降すると思われます。

いかがだったでしょうか？

ただ、やみくも『感染者が今日も●●人出た！』と
単純報道するのではなく･･･

もっと丁寧にデータをひもといて
解説し、出来れば今後の見通しまで
国民が今、欲している情報を
しっかり報道してくれるといいと思うのですが。。。