今日は嫁さんとある市場に買い物へ行って来ました。
市場内を買い物していると、店内放送が掛かり
『本日の特売商品をご紹介します。。。
●●●(あるお米の銘柄)5kgは2袋で3,380円!』
そのお米は我が家の指定銘柄であり、なかなか安くならない銘柄。
2袋3,380円ならいつもより
1袋当り300円以上安いことになる。
嫁さんはスグ、米売場に走って、2袋買って来て、
安く買えたことに凄く興奮して喜んでいるようでした。
カートいっぱいに買いだめして、そのままカートで
駐車場の愛車の所まで押して行って、積み込もうとした瞬間に気付く。。。
米が1袋無い!
走って、今通ってきた経路をたどる。
すると、市場の出口付近で、女性の方が私に声を掛ける。
『お米を落とされた方ですか?
誰かがスグ拾われて、車で逃げましたよ!
ナンバーは●●●●でした!』
スグ後を追いかけて探したが、もう後の祭り。
市場の方にもすぐ相談したが・・・
レジを過ぎた後では私たちは何も補填は出来ない。。。とのこと。
「警察を呼びますか?」と市場の方が言う。
正直なところ、もういいかなと想いながらも
警察は呼ばない…とここで言ったら、
なんか、私たちがウソを言ってると想われるのもしゃくだから・・・
110番に通報した。
電話先でしきりに嫁さんが説明している。
嫁:今日はいつもは全然安くならないお米が安かったんですよ。
だから私、5kgのお米を2袋買ったんです。
そして今日は他にも・・・
私:何を話してるん?!
もうよかっ! オレが代わって話すわ!
嫁:だって、警察の方が状況を詳しく教えて下さい…って言うから!
私:そこじゃなかろうもん!
通報後、25分で警察官2名が赤色灯回して到着。
事情聴取しながら、さきほど私に声掛けしてくれた目撃者の女性を探す。
だが、その女性にはもう会えませんでした。
警察官は防犯カメラを確認してくれた。
私たち夫婦がカートを押して市場から出るところ。
そして私が慌てて市場に帰ってくるところ。
目撃者の女性が私に声掛けして教えてるところ。
それを聴いて、また走って探しに行く私。。。
全て、鮮明に写っていたそうです。
ところが、
実際に私たちがお米を落とすところ。
それを拾う犯人。
逃走する犯人の車両。
等は一切、確認できなかったそうです。
そう!つまり
駐車場を映し出す防犯カメラが1台もなかったのです。
残念!
しかし、窃盗事件として正式認定された。
その上で、被害届を出されますか?と聴かれた。
時計を観ると、もう3時間近くこの駐車場にいることになる。
『もういいです。泣く泣く帰ります。』
と応えると、
じゃあ、取下げ書を一筆書いてくださいと言う。
『なんね、それは?』
110番通報したのに、被害届が出ていないとなると
駆けつけた私たちの行動が問われるのです。
だから、お宅様から『もう良かですよ~』と一筆がいる…らしい(笑)
一筆といっても警察官が書かれた例文をそのまま書き写すだけでしたが、
『この場合、申立書なんかぁ?』
というタイトルには最後まで疑問が残った。
帰りの車中、あんなに喜んでた嫁さんだったから
怒りが全然収まらないようで、ずっと文句を言ってました。
嫁:せっかく安く買えたのに結局、1袋 3,380円。
めっちゃ高くついたじゃん!!
私:もしお米が今のこの時間でも残ってたら、あと2袋買いたいね。
嫁:なんでよ?!
私:もし、あと2袋買えたら、3,380円が2回で6,760円。
つまり、3袋で6,760円。1袋当り2,250円ぐらい。
税抜きだったら2,100円ぐらいになる。…だったら
いつもとそんなに変わらないから、少しは気が楽になるんじゃない?
ここで予想してなかった言葉が嫁の口から発せられる。
嫁:そこの交差点を左に曲がって、急いでUターンして!
私、もう1回、買いに行ってくる!!
私:もう無い可能性の方が高いと想うよぉ~
嫁:いいから! どうも納得いかないの!
市場の駐車場に駐めて、待っていると・・・
『残ってたーーッ!』と
満面の笑みで、2袋のお米を担いで走って帰ってきた。
喜怒哀楽の激しい怪力オンナである。
再び、帰宅途中の車中で、
スマホの電卓を叩きながら、嫁さんが言う
結局、1袋 税抜き2,086円かぁ~
いつもと全然変わらんやん~まぁ仕方ないね。
やっと気持ちが落ち着いたようでした。
いつも最後までお読み頂き、本当に有難うございます。
感謝。
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